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『THE END OF THE CENTURY』(ジ・エンド・オブ・ザ・センチュリー)は、聖飢魔IIの大教典。この頃にはテレビなどの媒体への露出も増えたため知名度も上がってきており、蠟人形の館のヒットもあって前作を超える売り上げになった。 このアルバムは、初期の聖飢魔II(1986年まで)の中で一番売れたものである。 == 概要 == この教典はレコード/コンパクトカセット/コンパクトディスクで発売された。そのうちレコードは33r.p.m.12インチディスクで発売されたため、2曲が省かれている。さらに各曲イントロの説法(MC)も収録されなかった。 バンドのセルフプロデュースであるとともに、この教典はダミアン浜田の集大成ともなっており、聖飢魔IIの初期代表曲が多く入っている。さらに前作より加入のジェイル大橋のコンポーザーとしての才能も開花し、次作への布石となった。 本作収録の「JACK THE RIPPER」は、聖飢魔II結成以前にRAYというバンドで「衝動殺人者」という曲名で披露されていたが、歌詞等を変更し切り裂きジャックをモチーフとした楽曲として収録されている。両者は歌詞の一部(主にタイトル部分)を差し替えただけであり、基本的には同じ曲である。 また、アルバムのタイトルにもなっている「THE END OF THE CENTURY」も、聖飢魔II結成以前に「CENTURY END」という曲で披露されていた。こちらはメインとなるリフ自体はほぼ同じなものの、メロディや曲展開において異なる部分が多数あり、改名ではなくリメイクに近い。 このアルバムは90年代後半以降長らくの間多くのソニー期のアルバムと同じく廃盤であったが、2013年7月17日にリマスターで復刻された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「THE END OF THE CENTURY」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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